デメリットばっかり?対策の不十分な「吹き抜けリビング」に住んでみて

我が家は中古住宅
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我が家は中古住宅です。

9年前に築6年の中古を購入しています。

つまりこのお家は築15年になります。

中古住宅にして本当に良かったと思っています。

その理由は、こちらの記事で書いてますので、よかったら覗いてみてください。

さて、わが中古住宅。

購入の決め手は、「間取り」が気に入ったこと。

リビングが「吹き抜け」になっていること。

です。

今日は、この中古住宅に備わっていた「吹き抜け」について、

9年住んだ、「私」が思ったことを書きたいと思います。

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たまたま「吹き抜け」リビングだった

そろそろ、一軒家を、と探していた9年前。

希望地域に条件の良い中古住宅を見つけました。

その間取りをみると、たまたま「吹き抜け」リビングになっていました。

吹き抜けの知識ゼロだった私は、

なんとなく「おしゃれやん。」と思って、その物件を気に入りました。

リビングの広さ自体は19.5畳。

そのうち、吹き抜けになっているのは、半分ほどのスペース。

吹き抜けと言っても、そんなに大した広さじゃないです。

それでも、吹き抜けになっているお家ってあまりないし、

とてもおしゃれに感じ、特別な感じがしました。

新築を建てていたら、「吹き抜け」は選んでいない

たまたま、希望する地区で条件のよい中古住宅を見つけた。

たまたま、その中古住宅は吹き抜けだった。

というだけの話で、

私がもしも「新築」で家を建てていたとしたら。

「吹き抜け」にはしてないと思います。

吹き抜けってそんなに一般的じゃないし、

こだわりがある人がされるものだと思います。

なので、そもそも、吹き抜けを付けたい、という頭もなかったし、

たとえ、吹き抜けになっているモデルハウスに行って、

興味をもったとしても、

吹き抜けのデメリットをよく調べただろうし、

選んでないと思います。

やはり、一般家庭にとって、そして、毎日住む家、としては、デメリットが大きいです。

来訪したり、見る分にはいいのですが、

ずっと住むとなると、実用性を考えてしまいますよね。

9年住んではっきり言えるよ!吹き抜けリビングのデメリット

一般的に言われる代表的デメリットはこちらです。

・2階部分の床面積が狭くなる

・音や匂いが2階まで上がる

・暖房、冷房が効かない

・メンテナンスが大変

実際に、9年住んでみた私の感じる吹き抜けリビングデメリットを、

1つずつ説明します。

実際どう?デメリット① 冬、さむ!!これ、マジ。

温かい空気は、上に溜まります。

冷たい空気は、下へ。

なので、冬、寒い!!

これは本当に身に染みて言えます。

ちなみに、我が家では、入居時から7年間は、エアコン+床暖のみ。

子どもが産まれたり、幼かったりで、こたつは置いていませんでした。

「吹き抜けリビング=寒い」は本当です。

これは何か対策が絶対要ります。

寒い!暖房が効かない! 解決策

とにかくシーリングファンを回す

これは、本当に吹き抜けリビングの寒さ対策、お助けマンです!

空気を循環してくれます。

ファンを回すのと回さないのとでは、全然違います。

【回さない時】

2階に温かい空気がたまっています。

階段で上がるにつれ、急激に気温の上昇を感じます。

そして、2階に到着すると、「あったか!」。

(夏はあつっ!!)

というより、「暑い!」くらい。

【回す時】

階段を上がる途中、少しだけ温かくなるのは感じますが、本当に少し。

2階に到着すると、1階と変わらない。

シーリングファンが頑張って、温かい空気を下に下げてくれています。

階段途中に少し、温かい温度がたまっているかな~という感じはします。

この時、2階と1階の温度はさほど違いがないのです。

シーリングファン、吹き抜けには必須です。

実際どう?デメリット② 音響くよ~~。これもマジ。

2階まで音も匂いも筒抜け‥は本当にその通りです。(^^;)

これも、住んで速攻に、感じました。

リビング吹き抜けは、2階の寝室、子ども部屋、扉を閉めていても、

音が筒抜けです。

家は、夫の帰宅が9時ごろです。

私と子どもは、2階の寝室で就寝する頃。

子どもを寝かして、スモールライトを付け、ベッドでくつろいでいると、

「ぼりぼりぼりぼり。ぼりぼりぼりぼり。」

下から、響いてきます。

夫が、ご飯を食べた後に、「せんべい」を食べている音。(笑)

夫は、夕食後、お菓子をつまむことがよくあります。

しかも、「あられ」や「せんべい」「柿の種」が大好物なので、

その音が、響く、響く。

「ぼりぼりぼりぼり。ぼりぼりぼりぼり。」

布団の中で、「あ、せんべい食べてるな。」

と、思っちゃいます(^^;)。

それから、夫が私たちが就寝した後、リビングでテレビを見る音も、

すごく、聞こえてきます。

もちろん、扉をしめていても、です。

普通の音量だと、丸聞こえ。

なので、少し小さめの音にしてもらっています。

入居当初、子どもが幼い時は、寝かしつけに苦労したので、

私は、1階から聞こえるテレビの音に、とても神経質になってしまっていました。

私も、布団に入っているので、

わざわざ、下に降りて、「小さくして」

と言うのも、面倒だし、

ラインで「音小さくしてー。」と伝えていました。

伝えると、スッと音量を下げてくれます。

うるさい!1階のテレビの音量が気になる!対処法

今は、子どもも大きくなり、寝かしつけで苦労することはなくなったのですが、

テレビ音量が響いてくるのは、いまだに気になります。

今では、ラインするのも面倒なので、

リモコンアプリで、2階のベッドからリモート操作して、

夫が1階で見てる中(寝落ちしてる時もしばしば)、

勝手に音量下げたりします(笑)。

実際どう?デメリット③ 窓からの光が刺さる!暑い!焼ける!マジきつい

吹き抜けの窓はメリットではあるが…

吹き抜けって、リビングが本当に明るくなって素敵です。

冬はぽかぽか温かいし、

曇りや雨の日でも、電気を付けなくても比較的明るいです。

それは、吹き抜けの高いところの窓から光を取り入れられるからです。

普通の窓と、吹き抜けの窓から、両方光が入ります。

これは、吹き抜けの大きなメリット。

夜になれば、高いからお月さまがのぞき込んだり、

きらめくお星さまも見えます。

スクリーンなしの窓は夏場、暑すぎる

そんな、高い窓は、メリットだけではありません。

カーテンやスクリーンをなされてない、むき出しのまどは、

夏、暑すぎる・・・!!!

これ、「マジ!」です。

我が家は、南向きに面したリビングで、ちょうど南面に3つ高い窓があります。

夏場、そのうち2つの窓から、強烈な光(紫外線)が。

これには、入居して初めて迎える夏、早々から悩まされました。

暑い!高窓から刺さる光 対処法

そうです、その高い窓には、ロールスクリーンなど、光を遮るものが施されてなかったのです。

なので、光をまるまる取り込んでいました。

太陽は動くので、その光は朝食中にちょうど顔に刺さってきます。

日焼けもしちゃうし暑いし。

そんな時は、こちら人間側が移動していました。

食事中なので、テーブルごと、よっこらしょ。

太陽との戦いでした(笑)。

太陽との戦いは、夏場が特に辛かったのですが、

午前中だけだったし、夏場以外は暑いのはマシだったので、

入居後も、2,3年は我慢して過ごしていました。

が、太陽との戦いが暑いし、面倒になってきて、

その窓に、ロールスクリーンをすることにしました。

ロールスクリーンをすることで、

太陽との戦いは終わりました。(笑)

平和になり、夏場でも快適に過ごせるようになりました。

ロールスクリーンを付けるなら「完全遮光」はやめて

高い窓にロールスクリーンを付けるなら、

絶対に、完全遮光はやめておいてください。

完全遮光は、光を一切通さないので、スクリーンを下すと、高窓の良さがゼロになります。

完全遮光じゃなくても、光を通すスクリーンで、十分暑さ対策になり、光を遮られます。

左上2窓。完全遮光じゃないものがおすすめ(^^)

我が家も、光を通すスクリーンにして、大正解でした。

普段から、スクリーンを下ろしっぱなしですが、

ほどよい光、マイルドな光が洩れるので、ちょうどよい具合です。

降ろしたままでも、十分リビングが明るくなり、且つ、直射日光が防げています。

実際どう?デメリット④ 手入れは大変 でもまぁ1年に1回なので許せる

吹き抜けはお手入れが大変、もデメリットとしてよく聞きます。

たしかに、大変。

でも、私はこれはまだ許せます。

なぜなら、頻繁にしないから、です。

まぁ、うちの吹き抜けは大した広さじゃないから、とうのもあります。

我が家の「吹き抜け」にまつわるお手入れ、お掃除について紹介します。

高窓の高さ、めっちゃ高いです(^^;)

吹き抜け窓(高い窓)の窓拭き

・年に1回。年末大掃除時。

・高いハシゴを使って、窓拭きをする(屋内のみ。屋外窓はしない。)

・窓受け部分(ニッチ部分)の埃をふきとる

吹き抜け窓は、かなり高さがあります。

落ちて怪我をしないように注意が必要です。

吹き抜けの天井のシーリングファン掃除

・頻度:年に2~3回。夏と冬のエアコン稼働前。年末大掃除時。

・リモコンスイッチで、下に下降させて、埃を拭き取る。

ウィーーーーン
ゆーっくり加工してきます
tててmてもてもおてもて

以上の、2点だけです。

正直、我が家に置いての吹き抜けメンテナンスでは、

そんなに負担にはなっていないです。

実際どう?デメリット⑤ 暗い!これは設計ミス!

吹き抜けリビングの場合、

シーリングファンを付けると思いますが、

我が家では、吹き抜け部分のスペースは、その明かりのみ。

シーリングファンのライトだけでは暗くて我慢できませんでした。

もちろん、吹き抜けですから、高いところに付けられているので、

倍の明るさがないと、1階まで届きません。

我が家は、昼は明るくてよかったのですが、

夜は、すべての電気を付けても、相当暗いリビングでした。

これは、吹き抜けリビングの電気設置設計が悪かったと思います。

「暗い」薄暗いリビング対策

薄暗いリビングだった我が家。

それを少しでも改善すべく、とった対策。

対策1 LED電球に替える

我が家の電気はすべて、LEDではなかったので、

付け替えできる電球は、すべてLEDに付け替えしました。

対策2 器具の取り換え

シーリングファンライトと、もう一つメインの大きな埋め込まれたライトがあるのですが、

埋め込まれたライトは、器具ごと取り換えないと、LEDに変更できなかったので、

器具を取り換えることにしました。

その際に、一回り大きな面積用のLEDが付く器具にしました。

こちらは、7万円ほどしたので、結構な出費でした。

対策3 ダウンライトを増設

食事をする時も、とにかく暗い。

ダイニングテーブル上に、ダウンライトを4つ付けました。

対策4 吹き抜け部分スペースもダクトレールで明るさアップ

さらに、吹き抜け部分には、

ダクトレールを電気工事してもらい、

ライトを3つ付けました。

以上、

これだけ、ライトを増設して、やっと明るいリビングになりました。(^^;)

それも、子どもが小学校に上がるタイミングで行いました。

リビング学習になるので、どうしても明るくしないといけい状況になったのです。(子供の目のために。)

それまで、入居後5年ほどは、薄暗いリビングで過ごしていました。

このように、吹き抜けリビングを検討中の方は、

電気設計を怠らないようにしてください(^^;)。

節約のため、ケチってしまうと、我が家の様に、後から出費が必要になります。

吹き抜けリビングを希望する時、

夜の明るさ、電気の配置・設置には注意が必要です(^^;)

デメリットも多いが、結局、吹き抜けリビングどう思うの?

結論。実際に住んで感じました。

吹き抜けリビングはデメリットだらけ(^^;)。

です。

なぜなら、デメリットに対する「対策」が中途半端だったから。

です。

逆に、

デメリット「対策」ばっちり、な吹き抜けなら、最高!です。(^^)

吹き抜けリビング、デメリットは対策できる!

デメリットは「対策」できます。

もちろん、費用の覚悟は要ります。

対策さえできれば、吹き抜けリビング、すごく良いです。

我が家のデメリット対策まとめ。

吹き抜けリビングで快適に、毎日を送るために―。

我が家で施した対策です。

  1. 寒い→シーリングファンを回す。エアコンの他、こたつや床暖併用。
  2. 窓から差し込む光が暑い→ロールスクリーンを設置。
  3. 暗い→電気設計を念入りに。電気追加。
  4. 高い窓拭きが大変→1年に1回しかしない。屋外からはしない。
  5. 1階の音が響く→慣れる。テレビの音はリモコンアプリで勝手に下げる。

デメリット対策後!「吹き抜けリビング」に住んで感じるメリット

デメリットさえ対策すれば、

吹き抜けリビングって、本当に素敵です。(^^)

「対策さえすれば」の条件付きです。

もちろん対策には費用がかかります(^^;)。

経済的に余裕があるわけじゃないので、

もし新築で家を建てていたら、費用が跳ね上がるので、わざわざしないとは思います。(^^;)。

実際に、吹き抜けリビングで毎日すごしている私から目線のメリット。

■快適。

■開放感がある。

■とても明るい。

曇りや雨の日も、明るいです。

■1階2階の一体感がすごい。

2階に寝に言ったり、作業しにいったりするにも、

孤独を感じません。

掃除機もそのまま、リビングの延長上に2階があるので、

2階の掃除機も、それほど負担に感じません。

1階、2階、という区切り(壁)がありません。

2階もリビングの延長線上。

2階もリビングな感覚です。

(それは、子どもがもっと大きくなると、プライベート的な問題がでてくるかもしれませんが。)

これは、おまけですが、

■吹き抜けの高い窓から、のぞく月や星がきれい。

雲の動きも眺められます。

吹き抜けリビングはおすすめできるか

はっきり、言えます。

デメリット対策をしっかりした上で、

吹き抜けリビングはおすすめできます!!

逆に、

対策必須のため、対策のための費用が厳しいならおすすめできません。

そこを軽視すると、後悔します。

以上が、9年間、対策なしの吹き抜けリビングに住んだ、

私の正直な感想です。

対策をできた今、

我が家のような小さな吹き抜けでも、

かなり、快適・素敵です(^^)

最後までお読みいただきありがとうございました(*- -)(*_ _)

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