ピアノ辞める!弾かない!からの再出発。ピアノ発表会に出るまで

娘の習い事ピアノ
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こんにちは。

きらるびです。

7月4日(日)は小学2年生の娘のピアノの発表会でした。

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娘はピアノ嫌いになり、継続は絶望的だった。

過去の記事とも重複するのですが、

わが娘は、私の「ピアノが上手くなってもらいたい。」という強烈な親のエゴにより、3歳から音楽教室に通っています。

色々と親の期待通りにはいかず、私はあれこれと思い悩み、音楽教室を転々とすることに(^^;)。

娘は、ピアノを強制させられ、振り回された結果はピアノ嫌いになってしまい、教室に通うものの、2か月は、ピアノを触ろうしない時期がありました。

それがちょうど1年前です。

私も娘のピアノ継続はもう無理だ、と諦めました。

そんな時、娘が言い出しました。

「ピアノもう辞める。続けるんやったら○○先生のところだけ。」

○○先生は、娘が当時3歳、初めて個人の教室に通った時にお世話になっていた先生。

大好きな先生だったのですが、当時3歳の娘は、30分のレッスン中、じっと座っていられませんでした。

ウロウロしたり、おもちゃに気をとられたり。

全く集中できず、レッスンにならない日もあり、先生申し訳なさそうにしておられました。

ピアノを上手く弾かせたいという、猛烈な思いにとりつかれていた当時の私は、そんな娘をゆっくりと見守ることができず、焦ってしまいました。

そして、教室を転々としてしまう結果になりました。

今思うと、なぜそんなに必死になっていたんだろう、不思議なくらいです。

が当時、私はおそらくこちらの理由で燃えあがり、力が入りまくっていました。

・ピアノを聴くのが好きな私の趣味を娘に押し付けていた。

・3つ上のお兄ちゃんでもピアノを断念した分、「娘にこそは」と余計に力が入っていた。

ピアノ嫌いにさせてしまって、「ああ。私悪かったなぁ。」と、自分のせいだと思いました。

教室を転々とさせたのもよくなかったのかな。

お家での練習も強制しすぎちゃったかな。

ピアノでむきになる私、怖かっただろうな。

それからは、もうピアノを上手くなってほしい、なんてあつかましいことを思うのはやめました。

「ただ、ただ、音楽を好きでいてほしい。

ピアノを楽しく弾いてほしい。嫌いにならないでほしい。

人生を、生活を豊かにするピアノであってほしい。」

そして、考え方、声の掛け方を180度変えたのでした。

「○○ちゃん、もうピアノ嫌な時はしなくていいよ。

したい時だけでいいよ。」

そして娘が大好きだった○○先生に、再びレッスンをお願いし、ピアノ生活を再スタートしたのでした。

発表会に出てくれたことが奇跡

そんな経緯で、娘のピアノ継続が絶望的だったのに迎えられた発表会。

一度辞めた先生に再びレッスンをお願いし、レッスンを再開し、9ヶ月。

再び発表会という舞台に立つことができたことが、私にとって感無量でした。

ピアノの上手い下手は、問題ではありませんでした。

それでも、娘は発表会で、緊張することもなく、今までで一番上手に弾いていたように感じました。

先生も「私が今まで聴いた中で一番うまく弾けていました。」と言って下さいました。

発表会に至るまでの練習の日々は、曲が完成していないのにあまりに焦らない娘に、さすがに私も口を出したくなりましたし、出してしまうこともありました。

が、関知すればするほど、娘も嫌気がさしてくるし、私もしんどくなり、悪循環になることはわかっています。

結局、娘にとっても私にとっても『放置が一番』いい結果を生むのです。

ピアノ再復活からの「初心」を忘れることなく、なるべく前向きな声掛けを心がけました。

『習い事は楽しくなければ上達しない。』と言います。

『好きこそものの上手なれ。』なんて言葉も有名です。

もっと早く気づいてやればよかった、と思うのですが、物事が悪い方向にすすんでからやっと冷静になるのが親ではないでしょうか(^^;)

再び発表会に出られた。

コロナ禍で大変なのにも関わらず、発表会を開催して下さって感謝でいっぱいでした。

発表会、子どもだけでなく親も正直大変だけど、1つの目標に向かって頑張れるし、達成感を子どもと分かち合えます。

子どもにとって、表舞台でピアノを演奏するって、貴重な体験です。

結果にかかわらず、何か得てくれているはず。

当の本人は、と言うと、発表する前も後も、あっけらかんとした様子。(^^;)

娘にとっては、発表会に出ることによって、「新しいドレス」と「靴」が履けること、ご褒美が買ってもらえること、が一番の重要事項でした。(笑)

ピアノを弾くのはおまけのような感じでした(^^;)。

本番を迎える前も本番中も、大してそこまで緊張もしなかったようです。

演奏終了後もケロッとしていました。

あっさりとした練習しかしてこなかったからでしょうか(^^;)

心も変化している?

そういえば思い出しました。

「私な、ぜんぜん最近緊張もドキドキもせーへんようになってん。

前はな、友達と遊ぶ日の前とか、発表会の前とか、楽しみとかでドキドキしてん。

それが最近なくなってんな~。なんでやろ。」

と最近言っていました。

「心臓が強くなってきたんかなぁ?大人にちょっとなってきたんかなぁ。2年生にもなったし、それよりももっとドキドキすることができてきたからかなぁ。」

と思いつきで適当に答えたような気がしますが、心も変化?成長?してきているのかなぁと思いました。

現在のお家練習

娘は練習が「きらい」

発表会を無事に成し遂げられた娘ですが、お家での練習はというと、

好きか嫌いかと言うと、やはり「嫌い」です。(^^;)

先生のお宅に行くレッスンは、というと、それは「好き」です。

なんせ、先生は大好きで、レッスンに行くことは嫌がりません。

お家練習の時間は「朝」

お家でのレッスン時間は、「学校に行く前」です。

7時20~35分までのだいたい10~15分です。

逆にそれ以外の時間、学校帰宅後は絶対にしないので、そこの時間を見逃すとその日は練習しないことになります。

朝は、その練習時間確保のために私は必至です。

もっと早く起こして時間を作りたいと思っているのですが、なかなかできず、反省です。

「習慣」ってすごい

そんなわけで、習慣化でき、平日は毎日するようになりました。

「ピアノは習慣。同じ時間に練習する生活リズムを作ってあげてください。」

と前に習っていた先生がおっしゃってくださっていました。

それを今、実践できています。

その時間になれば、「したい・したくない」関わらず、ピアノに向かいます。

本当に習慣ってすごいなぁと思います。

習慣は付いたけれど、その練習内容は?というと、

「はい、終わり。2回弾いたし。」

みたいな感じで、薄~い練習です…(^^;)

ついつい口を出したくもなるのですが、我慢です(^^;)

こんな練習でいいのかは疑問ですが、まずは、(ピアノ嫌いなのに!)習慣がついたことに、拍手を贈りたいです。

習慣がついたことで、親の私は、本当に楽になりました。

問題は土日のお休みの日です。

朝起きてから、着替えるまでにダラダラ。

お兄ちゃんとおふざけ。

やっと着替えてもご飯をダラダラと食べる。

またお兄ちゃんとちょっかいの出し合い。

ダラダラ~と時間が経つと、その後はもう練習したがりません。

その後は、たいていテレビを見たり、遊んだり、の流れに。

土日も何とか、習慣化すればいいなぁとは思いますが、子どもも土日くらいはゆっくりしたいだろうしな~とも思ったりするので、なかなか難しいです。(^^;)

これからも私は忘れない!前向きな声掛け

ピアノを再び練習するようになっても私は図に乗らず、前向きな言葉だけをかけていこうと自分に今一度、言い聞かせます。

「めっちゃうまいやん。」

「上手やわ。」

「いい感じやわ。」

ピアノ練習ができていない日は

「今日ピアノどうする?」にとどめる程度です。

後ろ向きな言葉って欲したくなる衝動があるのですが、子にとっても親にとっても悪循環しか生みません。

それが分かっていても衝動的に発してしまうんだけど。(*_*)

ピアノ以外の場面でも、気を付けないと。

手帳カレンダー「できたよ」シールは継続中。

○○先生のところに再び通い始めてから続けている「練習できたよ」シールはずっと継続しています。

1週間連続で練習出来たら、100均で好きなものを買うというご褒美も設けているので、娘も意欲的に取り組んでいます。

何でも「ご褒美」制度の我が家です。(^^;)

このところは、毎朝学校へ行く前に練習するという習慣がついたおかげで、ほぼシールがはれています。

発表会という目標があったおかげもあります。

最後に

娘ももう2年生。

もう娘なりに色々自分で考えられる年齢。

習い事も本人主導で動いていってほしい。

私の出る幕、どんどん減らしていかないと。

これからは、娘にとってピアノが必要でないと思うなら、辞めてもいいと思います。

習い事もそれ以外のことも、親の私は静かに見守って、いつも前向きに励ます存在でありたいです。

がんばってね。(^^)

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