単なる主婦が綴る。「中古住宅あるある」?元持ち主様の入居年数を超えた時。

我が家は中古住宅
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我が家は中古住宅です。

9年前に築6年の中古住宅を購入しています。

単なる主婦が中古住宅購入にまつわる「あるある」を綴りたいと思います。

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入居したその日の晩

この家の元持ち主様は、私たちが引っ越しする「前日」までこの家で生活されていました。

住宅購入が決まってから、引き渡し日までが、けっこう急でした。

想像するに、かなりバタバターと、前日ぎりぎりまで引っ越し準備がかかったのだと思います。

私たちは、引き渡し日に引っ越しし即入居、その日の晩から寝室のベッドで寝ました。

その晩のことをよく覚えています。

「昨日までは前の持ち主様が寝ておられた寝室で、今日は私達が寝ている。」

何とも言えない、不思議な感覚でした。

この天井、昨日は前の持ち主さんも見ていたのだろうか。

この壁にふれたのだろうか。このカーテン閉めたのだろうか。

全く落ち着かず、ベッドに入りながら、暗いその部屋をきょろきょろと、天井や壁を見まわしていました。

このお家も絶対「誰だ、こいつら。」と思っている。怒ってないかな?

なんて、本気で思ったりしていました。

入居直後は元持ち主さんに感情移入

築6年と言うと、まだまだ築浅と呼べます。

地元の住宅不動産会社で、注文住宅で建てられたお家だそうです。

隅々まで、元持ち主様の思いが込められているに違いありません。

大きな夢をもって建てられたお家。

引っ越ししてしばらくは、大切な家をのっとったような?不思議な感覚でいました。

そんな気持ちになったのは、購入前の物件見学で、当時まだその家で生活されていた持ち主様に、家の中ひとつひとつ、丁寧に案内してもらったからかもしれません。

その間取りにされた理由、その設備にされた思い、まで話してくれていました。

色々と思いを込めて、時間をかけて建てられたお家。それを手放すとはどんな気持ちなんだろう…。

と感情移入せずにはいられませんでした。

ちなみに、気になるのは、持ち主様が売りに出された理由ですが、家庭の事情(離婚)とのことでした。

新築でも中古でも、引っ越し直後は落ち着かない

玄関からリビングへの扉

前持ち主さんの思いに馳せるような、不思議な感覚は、すぐになくなりました。

引っ越し後すぐは、新築であろうと中古住宅であろうと、初めて住む場所になるので、新鮮な気持ち、落ち着かない気持ちは当然です。

今まで住んでいた環境と180度変わるわけです。

私達も結婚直後に住んでいた賃貸アパート(2年入居)から引っ越したので、まずは嬉しい気持ち、新鮮な気持ちと、落ち着かない気持ちが入り混じっていました。

リビングから玄関へ

中古物件入居してすぐは、自分の家という実感がない

築年数の「6年間」は、前持ち主様が住まわれていた年数です。

住んでいた長さの視点から、しばらくは入居していても「自分の持ち物」という実感が出ませんした。

それは悪い意味でもなく、不快な気持ちでもありません。

ただ、そんな感覚があったでけです。

前持ち主様の入居年数を超えた時

前持ち主様の入居年数「6年」を超えた時、不思議な達成感?がありました。

「あ。超えた。」

そう思いました。

「このお家は私のお家だ」と、

誰に言うでもなく、「このお家そのもの」に対して、思えました。

このお家との対話です。

前の持ち主様が素敵なお家をお譲りくださったこと、それは感謝でした。

そのお家もお気に入りで、入居当初から、すごく快適に、楽しく暮らしています。

ただ、6年を超えるまでは、なんとなく私達より、前持ち主様の方が長く住んでいたな~といった感覚がありました。

周りのご近所さんも、引っ越して数か月~数年の私達より、前持ち主様の6年間の方が印象が強いだろうな~と思ったり。

「このお家は私のお家」(建ててはいないけどね)。

そんな気持ちは中古住宅購入ならではの気持ちかと思います。

今日はそんな気持ちを記事にしてみました。

『元持ち主様の入居年数を超えた時、何気に感慨深い』

私だけかしら?(笑)

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